(元)吹奏楽部顧問の徒然草(仮)

音楽や教育、ゲームなどをつれづれと

年度終わりの授業をした話

今日から年度最後の授業が始まりました。
学年主任が、よく口にする「10年後の君たちに」を題に講義的に話をしました。
(ちょっとリンホラの「2ヶ月後の君へ」を意識しました)


自分が中学生の頃って夢はあってもとりあえず高校に行くことしか考えてなくて、その先具体的にどうしようと考えることは無かったなぁと思います。なんとなく大学に行って就職するのかなぁと。


でも現代を取り巻く環境はそんな猶予を私たちには与えていません。10年後の2029年にはAIが人間の能力を超え、20年後には今ある仕事の47%が自動化されると言われています。彼らがボーッと生きてても将来働けるか分からないわけです。


でも学校でそんな話はしないですよね。


ということで、10年後に起こりうる未来やその時代に必要とされるであろう力について話をしました。


10年後の社会で必要とされるであろう力として「創造力」と「コミュニケーション力」(どちらも機械には弱い分野)を挙げて、これらを身につけると良い。
ただ、それらの力は学校生活で身につけられる場面がある。ボーッとせずに自分から活動してほしいという内容です。(かなり掻い摘んでます)


話は難しくてあまり生徒には響いてないかもしれませんが、「20年後には今ある仕事の47%が自動化される」という点には驚いていました。


1年間を振り返るとあまり力がつく授業が出来たとは言えないかもしれませんが、彼らが10年後に幸せな人生を歩めるよう、何か意識付けが出来たらなと思いました。