20%のルールと自分の価値の話
最近は本についての感想が多い気がします。
どこでも誰とでも働ける――12の会社で学んだ“これから"の仕事と転職のルール
- 作者: 尾原和啓
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2018/04/19
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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Amazon readingで無料でダウンロードした「どこでも誰とでも働ける」という本を読みました。私も転職をするという事で何か得られればなぁと思ったので、この本を手に取りました。
筆者の尾原和啓さんは今まで12回も転職を経験した人で、その経歴の中にはグーグルやマッキンゼー、リクルート、楽天などなどの、有名かつ数々のイノベーションを起こしてきた会社が含まれています。
この本で印象に残っているのは以下の3つの項目についてです。
・エクスペクテーション・マネジメント(期待値管理)
・20%ルール
・誰とでも仲良くなれる3つの条件
魔法の呪文みたいな、エクスペクテーション・マネジメント(期待値管理)についてですが、要は自分に対する相手の期待を低くもたせるというテクニックです。
レストランの写真よりも美味しそうな料理や量が多い料理が出てきたら嬉しいですよね。
よく「自分を大きく見せろ」と言われますが、同じパフォーマンスをするにしてもあまり期待していない状態で期待以上のパフォーマンスをしてもらえた方が印象が良くなります。
結果次の仕事につながりやすいということです。
20%ルールというのはグーグルで用いられているルールです。「勤務時間の20%を本業でないことに充てる」というものなのですが、その20%の時間のおかげでみんなの力を結集し、新たなイノベーションを起こせるというのです。
20%という数字は似たような場面にも使われていて「より良い人生を送るためには20%の余裕が必要である」というコラムもあります。
https://happylifestyle.com/16770
過密に過ごした方が成長する事もありますが、自分に余裕を持つことで本を読んだり新しいことを学ぶことができるなぁと最近はメチャクチャ実感してます。
・誰とでも仲良くなれる3つの条件は
①マイクロインタレスト(自分のこだわり)
②自己開示(弱みをさらけ出せるか)
③コミットメント(我が事化)
で、まとめると「すごく細かいところにこだわるし、好き嫌いを隠そうともせずにあけっぴろげに話をするけれども、結果にもめっちゃこだわるよ」という人が誰とでも仲良くなれるとのこと。
自分のことを考えるとまだ自分のこだわりが弱いかなぁと思うところですので、自分の好きなことをもう少し突き詰めてこだわりを持ちたいなと思います。
転職を経験して自分の価値や能力について改めて考える機会が増えました。次の職場は決まっているのですが、より自分の価値を高めるべく学んでいきたいなと思ってます。